第1章 コンセプト

システム設計に対する考え方


システム インテグレーション


コンピュータシステムの進化


システムの基本コンセプト
- 商品を販売するという販売業に用いるコンピュータシステムを設計するに当り、最も簡略化され、且つ必要不可欠の条件を全て満たすためには、
- 「商品が販売できるから仕入れる必要がある」
という仕入/販売の論理を発展させ、コンピュータを駆使し、受注が決定すればそ
のデータを利用し、仕入れまでを自動的に行うことができるシステムが存在すれば良いとの結論に達します。
言い換えれば、社内の部門ごとにデータの入出力を行うのではなく、受注データの入力から、発注〜入出庫処理〜在庫管理までを一貫して自動処理することであり、このための自動化ロジックの全面的な採用を本システムの基本コンセプトとしています。
これにより、コンピュータの頭脳を最大限に使い、人間の労力は最少で済ませるというコンピュータシステム導入の本来の目的を実現しました。


システムの開発コンセプト
- 最も新しく最も進んだ技術の全てを採り入れ、最高性能を発揮するコンピュータ
- システムの完成を目指しました。それを構成する技術要素として
-
- Open system
- Open system
- Multi vender
- Windows
- Local area network / wide area network
- Database
- Client-server
- Distributing
- Graphical user interface (GUI)
- Integrated services digital network (ISDN)
などが挙げられます。

システムの位置づけ
完全統合総合型 クライアント・サーバーシステム
- 受注から始まるあらゆる業務処理に必要な機能の全てを備え、 [総合]
同一のデータベース管理下でデータを共有し、 [統合]
分散処理を可能にする、 [クライアント・サーバー]
最新のコンピュータシステムです。
完全なるハイエンドシステムにより、高次元なコンピューティンを実現します。

システムの特徴
1.受注入力からの一貫した自動処理
2.リアルタイム処理
3.高速複雑検索
4.グラフィカルユーザーインターフェース
5.ナビゲーションシステム
6.高速データベース一括管理
7.マルチユース プリントシステム
8.高度なセキュリティシステム
9.マルチメディア対応
10.oaとの完全なインターフェース

- 受注入力からの一貫した自動処理
受注データを入力するだけで、あとは自動的に処理が行えるよう、革新的な自動
化ロジックを大幅に採用しています。
- 自動発注/自動仕入支援
- 自動入出庫支援
- 自動在庫管理 など
- リアルタイム処理
クライアント・サーバーシステムのネットワーク機能をフルに活用し、それぞれ
の業務システムの有機的な連携を図ることと、高速なデータ通信を行うことによ
り、様々な業務における処理のリアルタイム化を実現しています。
- 受注/発注のリアルタイム処理
- 在庫品目のリアルタイム管理
- 入出庫のリアルタイム管理
- 入出金,売掛,買掛のリアルタイム処理 など
- 高速複雑検索
自社開発による純国産データベースを使用し、ネットワーク型の高速データベー
スを採用することにより、大量のデータに対する一括複雑検索を可能にしました。
これにより、長期にわたってのデータを取り扱うことができます。
- グラフィカル ユーザーインターフェイス
windowsの採用により、絵を介して人とコンピュータとの対話を実現しています。
従来からの人がコマンドを入力しコンピュータが文字で応えるといった方式に比
べ、メニューからのコマンド選択,ファイル操作,プログラムの起動など、殆ど全
ての操作をマウスによって直接指示することができるため、簡単で判りやすく、
俊敏な操作環境を提供します。
また、windowsの下で動くプログラムは操作性の統一が図られているため、全ての
業務システムが同じ感覚で使用できます。
- ナビゲーションシステム
データを入力する際、その入力項目に対する入力候補のデータがリストボックス
に一覧表示され、その中から適切なものを選択して、マウスでクリックするだけ
で入力データとして取り込むことができます。多くの入力候補のデータから希望
するものを探し出すための、検索/絞り込みの機能も充実しています。
データ入力の度に台帳を繰る必要がなく、コンピュータが的確に誘導してくれま
す。
- 高速データベース一括管理
B-TREE構造の大容量データベースを、自社開発のデータベース管理言語
(Pc-Serve)で一括管理します。従って、データの検索時にはB-TREE
アルゴリズムを採用することにより、高速処理を実現します。
大量のデータを一括処理する場合でも快適な運用環境を提供します。
- マルチユース プリントシステム
帳票の利用目的に応じ、印字するデータの検索/絞り込み/並び替え/マニュアル
選択を行ってリストボックスに取り込み、そのイメージでプリントアウトするこ
とができます。
あらゆる管理帳票が簡単にプリントでき、その時に見たいデータの帳票が自由に
作成できます。
業務アプリケーションソフトの中で、この機能を備えているものは他に殆ど見当
たりません。
- 高度なセキュリティシステム
万が一の時に備え、大切なデータの保護や保全には万全を期しています。
それぞれの端末毎に、機能と権限を管理するセキュリティシステムを装備します。
様々な障害に備え、サーバー機にはミラーディスク(障害時用ハードディスク)
とUPS(無停電電源装置)を装備します。
タイマー起動により、毎日夜間にデータのバックアップ処理を自動的に行います。
- マルチメディア対応
情報のディジタル化による統合とコミュニケーションの高度化を目的とし、コー
ドデータ(数値や文字)やイメージデータ(静止画や動画),音声データなど、
各種情報の伝達や保存のための様々な手段や媒体に対応しています。
- 高速通信回線(ISDNなど)を介しての連続静止画や音声データの伝送
- 商品(製品)確認のための動画表示
- 映像データや大量のコードデータを保存するための大容量媒体(CD-ROMなど)
の利用 等々
- oaとの完全なインターフェイス
データベースは、市販の各種oa用ツールとのインターフェイスを保っています。
- Microsoft Excel (表計算)
- Microsoft Word (ワードプロセッサ)
- Microsoft Access (データベース)
- d-baseV (リレーショナルデータベース)
などとデータが共有できます。
