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フェラーリV8エンジン音を車内で計測
(カーステレオ計測1)

第1回は、フェラーリV8エンジン音(車内計測)です。

2004年10月12日 加筆。一般的なカーステレオの測定の仕方を加筆してみました。

 

アイドリング時: cars21.wav (44.1kHz / Stereo / 8sec / 1,379KB)

 
計測日 2002年2月26日 午後4時00分
計測場所 愛知県名古屋市東区主税町
天候 晴れ(気温13℃,湿度52%)
計測機材 パソコン:SONY VAIO PCG-R505R/DK
ビデオカメラ:SONY DCR-PC3-NTSC
ステレオマイク:Audio Technica AT9450
計測対象
1991年式 Ferrari Mondial t
Engine: Longitudinal, mid-mounted 90° V8, light alloy cylinder block and head
Bore & Stroke: 85 x 75 mm
Compression Ratio: 10.4:1
Max. Power Output: 300 bhp at 7,200 rpm; 88 bhp/litre
Transmission: Dry, twin-plate clutch, 5-speed gearbox + reverse, ZF limited-slip differential
Steering: Rack and pinion, servo assist.
Length x Width x Height: 4535 x 1810 x 1235mm
Dry Weight: 1,426 kg (coupe)
Fuel Tank: 96 litres
Top Speed: 255 km/h

MX4000   Head Unit

MC431    POWER AMPLIFIER

MDA4000  DIGITAL TO ANALOG CONVERTER

MCD4000   COMPACT DISK CHANGER

スピーカー   純正

テストに用いたCD

PHILIPS PHCP−10101
ビバルデイー 協奏曲集 四季 作品8
イムジチ合奏団
ロベルト、ミケルッチ(ヴァイオリン)

車外の騒音は58dBA(エンジンを切った状態)です。SONYデジタルビデオからiLINK接続してVAIOで計測しました。車内の騒音36〜39dBA(エンジンを切る、ドア、窓を締め切る)

1/3オクターブ分析
モーターの音が検知されていますが、小さな音なので無視します。

自己相関のリアルタイム表示

パワースペクトラムも3次元時間表示
静かな車内ではビデオカメラの音が騒音になります。

調査対象と10dBAは音量差が必要です。カメラのモーター音がしても36〜39dBAの範囲で、今回は60〜80dBAの測定ですから問題ないでしょう。なにしろエンジンをかけただけで60dBAを越す状態です。

車内の騒音61〜63dBA(アイドリング時、ドア、窓を締め切る)

ビデオカメラの音は聞こえません。アイドリングエンジン音の測定です。かなり騒々しいので、もし鳴らしたとしてもカーステレオの音がかき消されます。かなり音量を上げる必要があります。

1/3オクターブ分析

このシステムは現在61dBAをちょっと低めの測定音量として、MAXを90dBAまでの有効レンジで測定準備ができています。

自己相関のリアルタイム表示。アイドリングエンジン音のデータです。

パワースペクトラムの3次元時間表示

一度このデータを分析すると、車外での測定データもありますので、車内でのエンジン音測定を行っておきます。
8秒ほど積分時間を0.2秒にとりあえずして、ランニングACFの測定を行います。後ほどSAで再計算させるつもりです。猛烈な計算量なので、8秒間の測定データでも計算に3分ほどかかります。

このデータをセーブしてSAで分析を行います。February 2002 by M.Sakurai

2004年10月12日 加筆開始

通常、DSSF3を購入されて、カーステレオを測定する場合はどうするかというと、やはり、いろいろな試験信号を入れてみて、テストします。それはご使用のシステムによって違います。また、いろいろな方法があります。

ここでは、私が、カーステレオの診断を行う方法を加筆しておきます。音響のテストCDがあれば、それを使用します。なければ、DSSF3のレコーダーと、シグナルジェネレーターを使用して、テストCDを作成します。

カーステレオの性能は、基本的には、まず1KHZの正弦波信号LEFTチャネルの信号が、レフトチャネルから聞こえるか?テストします。

次にRIGHTチャネルの信号がライトチャネルから聞こえるか、またステレオ信号が、中央から聞こえるか?テストします。

うまくいかなければ、ここで調整、改善して正しく動作するようにします。

また、インフェーズとして、正しく接続された信号と、アウトフェーズとしての左右が逆に出力された信号をテストします。

これは、ステレオ再生が正しくできるかどうかのテストです。また誤接続されているかどうか確認になります。

次に1KHZの正弦波信号のボリュームを変化させて、異常を調べます。

ボリュームの動きに合わせて、スピーカーから出力される音に異常がないか耳で聞いてみます。 ノイズの大きさなども調べてみます。

正常な信号であればいいのですが、ハムったり、がりが出たり、歪んだりしなければいいです。

正確にはRAで、スペクトラムアナライザーで、表示したり、オシロスコープで波形表示させます。

もし、まずい点があれば、改良して、測定して、あるいは、ケーブルや端子やアース、筐体などを手で確認して、探してみます。

あるいは、パーツや、本体を修理した場合にも測定して確認しておきます。

1KHzの試験信号にたいしては、大丈夫でも、次のテストに行きます。

400Hzの正弦波信号で、低域の再生を調べます。これは過酷なテストで、ボワボワいったり、うなったりします。

これも測定してみます。

 

次は5KHz、10KHz と行います。

次は40Hzの信号でテストしてみます。

以上がすべてOKだとそれだけでも、良好な再生装置といえます。

通常のカーステレオの場合、がっかりすると思います。

大方インストレーションの問題で、装置のクオリテイでないことが多いので、調整と、改善を繰り返せば、改善が可能です。

2004年10月12日加筆