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2004年11月23日 |
YMCADの始め方
まずインストールします。インストールすれば、サンプルデータが見れます。これはサンプルデータといっても本物のデータですから、調べていくとYMCADの仕組みがわかってきます。
音響CADをある程度ご存知の方は、インストールのところにガイドがあったように、やはり操作マニュアルからはじめてください。 ただマニュアルだけではわかりにくいので、一度に読まなくてもいいと思ってください。ものが、ものだけに理解には時間がかかるかもしれません。
一方、音響CADが始めての方は、リファレンスや、関連の情報から、システムのアウトラインをつかんでください。基礎知識がないと、このソフトは手に負えません。
また、このYMACADは、操作法が完全には、Windowsのソフト的にはなっていません。もともと、大型計算機、からユニックスのワークステーションに移すのに、、まったく新開発ともいえたのですが、何から何までデータや設定や処理を指定して操作を選択する方法をとっています。ただこの方法は、何をするには、どうしたらいいかがすべてわかってる人には、いいのですが、音響CADの 理解も必要ですから大変です。
それでも熟練すると、シンプルなだけに使いやすいらしく、日本的音響の建築物や論文などの実績、性能ともに、比類のない音響CADですから大いに業務や研究、学習に利用できます。 また常に誰でも簡単に利用できるような、ソフトを目指して改良を行っています。
部屋の音響特性のシミュレーション
音響は、まず部屋です。部屋の音響特性については、特に、音の伝達関数について、インパルス応答で測定はできても、なぜそういう特性なのかというわけや、部屋のどの部分がどの応答に影響しているかなどは、よほどの経験がないとわかりません。建物の全体的な構造、天井、床、壁、座席の形状や材質など、組み合わせを考えれば膨大な数になります。YMCADを使えばこれらを組み合わせた場合の音響的な特性をあらかじめ予想することができるのです。
YMCADでは、インパルス応答に対応する、エコーダイアグラムとその音線と、その経路が調べられるので、何をどう直せば、どうなるか、部屋をある音響特性にする場合、どうすればいいかが最短距離で、シミュレーションできます。
マルチスピーカー、クラスタースピーカーの音響伝達特性のシミュレーション。
音響は次は設置です。
部屋のシミュレーションができた後、次にその部屋で電気音響や、オーデイオや、拡声システムなどをシミュレーションする場合は、
スピーカーユニットを使用して、電気音響や、オーデイオ装置を、設計、設置する場合、スピーカーユニットを置く位置、その向き、またそれを構成する、スピーカーの機種、数、向きなどを登録し、音響特性をシミュレーションします。その場合、スピーカーの指向特性、周波数特性、ユニットの指向特性、周波数特性、などが登録できます。またデータファイルに、かなりのユニットデータがありますので、一番似た特性のユニットのデータを使用するか、それをテンプレートにして、修正して新規登録もできます。
実際に測定できるものは、実施後にインパルス応答測定を行ってみて、シミュレーションの予測と比較します。
YMCADの活用。
YMCADは実際にコンサートホール、音響室などをつくる前に、予想される音響的な特性を調べるのに使用するのがもっとも効果的です。これらの建物が出来上がってしまってからでは音響的な特性を変えるのは非常に難しいこと 、またサウンドシステムなどを含めて、大掛かりな装置の、構成の修正、配置のやり直しなどは、大変なのはおわかりいただけると思います。
YMCADでシュミーレーションした結果画面を比較、分類、検索、印刷等する場合はMMLIBをご利用になると非常に便利です。MMLIBにはウィンドウを画像ファイルとして取り込む機能がありますので、YMCADで行ったさまざまなパターンのシュミレーションの結果(ウィンドウ)をMMLIBに取り込むことができます。
これにより、各種結果の比較、分類、検索、印刷等ができるようになります。MMLIBでウィンドウを取り込む方法についてはこちらに書かれていますのであわせてご覧ください。
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