インストール後のスケジューラの動かし方−2

生産計画検討分析表示を使用したマクロプログラムを動かします。

[P0025] 設定の中の1機能、受注環境設定の画面です。計画対象日として、11月29日の日付が入っています。生産計画の対象日は11月29日としておけば、いつでも11月29日生産分の計画が立てられます。

[P0026] プログラムのプルダウンメニューからプログラムの生産管理 生産計画検討分析 を開きます。ここでは納期が計画対象日以降の受注分を選択 というマクロプログラムを実行します。これも一瞬で処理は終了します。

[P0027] 実際ここにあるデータは全部納期が計画対象日以降のデータであったため件数は変わりませんでした。次のその他を切り抜くをやっても件数も変わりません。しかしこの確認をおこなったため、おかしなデータが混じっていないことは確認できました。

[P0028] 納期別 総受注量 生産予定総ロット長一覧を実行しました。これは納期日別、総ロット長一覧です。

[P0029] 「ブロックごとのロット長合計処理を実行中です」とのメッセージが出ています。またブロックごとのロット長の一覧が出ています。ブロックというのは、同じ日にちを1ブロック化した処理をして、そのブロックのロット長(ダンボールの全部の合計のメートル数)の合計を求める処理です。

この例では
12月1日は 42152.9M
12月4日は 38261.6M
12月5日は 66002.2M
12月6日は 36221.6Mとなっています。

ここで、ロット長合計が確認できたため、その 小さな合計表示Windowを終了しそのままプログラム実行画面は終了せずに、

[P0030] 次の 製品区分別 総受注量 総ロット長一覧を動かします。この例ではゼロがダンボールシートで、1がダンボール箱です。シートはいくつ、箱分はいくつかわかります。

[P0031] それでは製函印刷 H201 サミット115 2FG のロット長一覧を表示しました。

[P0032] この他、下図のような工程が登録されていて、日別ロット長一覧がすぐに見れます。

[P0033] これは計画対象日工程 転送 出荷 のある受注の選択 を実行しました。これは72件ですが、いま出荷配送計画を立てるならば対象になるデータです。

[P0034] これはマクロプログラムの作成方法です。画面上で順にダイアログボックスを開いています。

最後に表示項目選択、並べ替え納期フラグ、と続くのがプログラムです。ここで自由に修正作成できます。1000くらいのプログラムが作成管理可能です。ここではすでに100を越すプログラムがすでに登録済みです。