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【実験】オシロスコープ用プローブによる電圧測定

汎用機のパソコンを使って測定する場合、音量レベルを特定するにはマイクの較正が必要になります。騒音計のように基準になる装置で一度だけ「測定機を測定」しておけば、その後はパソコンが測定機になるわけです。

写真左下にあるのがCR発振回路で、1kHzの正弦波を出力します。プローブを介してリアルタイムアナライザーのオシロスコープで測定するときに、CR発振回路の出力電圧をテスターで測ります。

【参考】このCR発振回路は「ECB No.1〜トランジスタから始めよう」(CQ出版社刊)P43に紹介されているものを、ブレッドボードという実験用基板に組んだものです。

ごらんのとおり、AC 0.97Vを示しています。じつはテスターでは、瞬間瞬間で電圧が変わる交流電圧をエネルギー的に等価な直流電圧(実効値)に置き換えて、その値を表示しています。ですから実際の最大値は√2倍した値になります。つまり、0.97×√2=1.37Vです。

オシロスコープの振幅を1.37目盛りに調整することで1目盛り(div)を1Vに較正することができ、振幅を2.74に調整すると1目盛りを0.5V(500mV)に合わせることができます。

オシロスコープの「レベル」の「自動調整」チェックを外します。波形を見ながらLchの「レベル」ゲージを適当な位置に合わせます。それでは微調整ができないので、最後の微調整はリアルタイムアナライザー側の「入力Vol.」で行います。

これでオシロスコープで電圧を測定することができるようになります。ただし、上記「入力Vol.」を動かすと、再度較正作業が必要になるのでご注意ください。

なお、これは「実験」ですので、当社は動作の保証および実験結果についての責任は負いかねます。プローブをご自分のパソコンに接続する場合は、ご自身の責任において試してください。どうかよろしくお願いいたします。