MMLIB プログラムマニュアル開発の経緯 
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電子ファイルの必要性

電子メールは非常に便利な環境を与えてくれました。

必要な情報もメールを通して扱うことで、アウトルック(Microsoft Outlook)の中に蓄えられるからです。当時東京~名古屋を仕事で月2回は移動し旅行用トランクのキャリアーの中は常に書類ばかりでした。

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 確かに書類は減りましたが。ノートパソコンが増えました。

プレスト(Presto)との出会い

コンピュータやソフトウェアの仕様書が多いので、それらをスキャナーで取り込んで、コンピューターに記録できればいいとの考えから、EPSONのスキャナーに付属している「プレスト」に着目しました。そして、それにデータを蓄えはじめました。

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ところがデータを100くらい入れたとき、それが限度なのに気づきました。データを他のコンピュータにコピーするのが難しく、プレスト画像ファイルを他のコンピュータにコピーするとき、 名前IDと画像とのリンクを壊れてしまいました。気を取り直してもう一度最初からと、再度やりなしたのですが、また同じ結果になり、根本的に違うことに気づきました。

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 その当時の画像システムは、データベースに画像が入らないために1ファイルづつ別に管理していたのです。 画像とテキストの両方が扱えるユニバーサルデータベースであれば、問題なかったのですが。 

 

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メールのFAX機能が弱いので、強力なFAX機能を追加するためにWinFAXをいれています。同じようにメールソフトが画像に弱いことに気づきました。メール送信や、ビューワプログラムを含む、電子ファイルシステムの必要性です。そしてそれが、開発目標になりました。

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実用的な運用にむけて

実際に開発して使ってみると、便利なため、ありとあらゆるものを詰め込んだので、多くのドキュメントの取り込みに連続給紙装置(オートフィーダー)が必要であり。 高速なスキャナーが必要でした。

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 それにより自宅やオフィスの書類の山は徐々に片づいて、コンピュータのなかに大量なデータを格納することに成功しました。

また登録時にデータを分類しながら登録するのは効率が悪いので まず登録順にデータを格納しておいて、後で必要なものだけ詳しく備考などを追加したり、分類フォルダーに移動する方法に変更しました。基本的にメールの分類と同じです。

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それによって、データを正しく入力しなければいけないと言う義務感から解放されました。それによって大量のデータを実用的に運用できるようになったのです。

研究用データベース ~ 大学院で研究に活用

論文や雑誌記事、ゼミで配られる報告書や発表書類、とそれらのカテゴリー分類は初期段階からスムーズに行われていました。

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それらは研究目的に集められた情報ですから大学の研究テーマ別にうまく収まりました。また論文や発表のために、初期段階から威力を発揮していました。 また発揮させるように、機能を強化していきました。

莫大な量の測定データを当初は画面コピーを印刷した紙で管理していたのですがあまりにも量が多くなり、本に閉じてしまうと、全体に見ていくときはいいのですが比較や、選別という作業にはバラバラになっていたほうが都合がよく、どんなにうまく整理しても一日 でごちゃごちゃになってしまいます。

整理がまずいために、最初から測定をやり直したり、失敗が重なりました。これもあるときMmlibをその整理に活用して、測定、分析をはじめたのです。それは私の研究生活での最も大きな改革でした。

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 Mmlibが研究のデータを抑えたため、もっとも不安定な部分が解決し、研究が何倍もはかどるようになったのです。それ以来まず研究するときにはすべての資料をMmlib上に展開し、測定データもMmlib上に保管しながら、研究を進めることにしています。

 
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